お酒のじかん@新橋「gravity」

月末の書類書きを適度に済ませて「gravity」へ。楽しみの少ない今の会社生活で発見したいこい。会社から新橋に向かって歩く、第一京浜から一本日比谷側に入った通りにあるバー。
飲み屋の集まる「生活習慣病製造地区」からはかなり離れた、こんなとこに気のきいた店なんてあるのか、と思ってしまうようなところに、バーにしてはちょっと無いほど入り口の大きく開いた店があり、いつもバーテンの女性がひとりでシェイカーを振っている。バスペールエールもグラスシャンパンもあるけど、せっかくバーなので振っていただく。
素敵なのがこの店、薬草系リキュールの品揃えとバリエーションがよい。自宅でも飲もうかなと思うけど(ウィルキンソンジンジャーエールで割ってみたい)
流石に飲みきれるか不安なので、ちょこちょこバリエーションを教えてもらいに行く。イェガーマイスナー、シャルトリューズ、今日はベネディクティン×シャンパンで「B&C」。(シャンパンとリキュールって無敵だなぁ)甘苦い、妙に懐かしいような香り。
使ったリキュールを前に並べてくれる。自分は瓶の口を開けて嗅いでしまう。似たのをどんどん並べてくれる。
お通しやちょっとしたつまみも気が利いていて美味しい。お通しはドライフルーツ、クラッカー、時にチーズ。と書くと普通だけど、クラッカーもよくあるものではなく、味わい深いものを選んでいるし、時にはシリアルだったり、黒パンだったり、ドライフルーツもチーズも「選んでるなぁ」と一口でわかるあたりがいい。てらい過ぎかもしれないけど。ドライトマト、鴨スモーク、OGGIの生チョコレートなんかをちんまりした量(と値段)で出してくれるあたり本当に使いやすい。
ただひとつ困るのは、会社から非常に近い上に、間口前面開放のため、会社の人が通りかかるんじゃないかということ。今日も出張大阪人ががやがやと入ってきて参った。なんだか会社のひとのような気もする。