胸糞悪い過去の事件、数年を経て起きる落書きと放火。またこれはいろいろと筋が読めてしまって残念。「遺伝・遺伝子」に全体をからませたいのはわかるけれど、小ネタがうっとおしいな・・・。うーん。なんだろう。この2作だと「暴力、蹂躙に対する素直な怒り…

叙述は飽きたよ・・・・！！！もうほんとこのタイプの叙述は飽きた！叙述慣れしきっている自分にはダメだよ・・・！ええ、「ブータン人は日本人とそっくり」なんて設定の意味するものは1つしかないじゃないか・・・！「ミステリとして読まず、青春小説として…

残念ながらあまり面白くなかった・・・。明治23年の世、士族上がりの警官と洋菓子屋がちょっとした事件を解決していく話。なんだけど。?やたら時代背景の説明が多い（詳しくはないレベル）?地の文だけではなく会話文にも時代背景の説明が多い?謎というほどの…

形式はおもしろい。短い路線で同乗する、「互いに見知らぬ人々」が1話づつつむぐオムニバス形式のストーリー。前の話の主人公を、その話で触れられもしない傍観者の次の主人公が見ている。物語は半分で折り返し、半年後、逆の順番で、彼らのその後が描かれる…

だいたい1ヶ月経ちました。 よかったところ オフィス（26階）からの景色が最高 森美術館に行ったときいつもスルーしていた展望台からの景色に美術展より感動した 野球場で背番号まできっちり見える 電車内で他人の読んでいる雑誌が立ち読みできる しんどいと…

会社の人の起案によって、１０人ほどで野球観戦にいくことに。「研修に出ているあいだの、興味ない時間で作った」という「野球観戦のしおり」（Word、２６ページ）が送られてきた。 巨人が２回裏でソロホームランをはなち、その１点を守る感じでついに９回表…

http://www.neutron-tokyo.com/gallery/schedule/0907/NAKAHIRA_MASAKO/index.html 「花とか女の子とかさ、ガーリィなのは好きじゃないのよね」なんて憎まれ口を利いてしまうけれど、この水面の風景たちはよかった・・・。水面に映る景色だけを描いて、実像…

桜庭一樹は「砂糖菓子」「少女には向かない職業」「青年のための読書クラブ」「赤朽葉家の伝説」「少女七竈と七人の可愛そうな大人」「ファミリーポートレイト」まで読んで昨日「私の男」入手。これから再読しながらぼちぼち感想書く。そのまえにいまんとこ…

男A「あぁ、明日八時半現地集合か。早いなぁ」 男B「あぁー」 男A「家庭内調整しないとなぁ」 男B「あっ、うちもだ」 男C「ふっふっふっ、私はもう今朝のうちに明日の保育園当番をかわってもらえるようお願いしておきましたよ」 男A「はっ、はやい！」 男B「…

偉い人に何かを説明する資料を作るなら、老眼対策したサイズで作らないといらん苛立ちを買う。

夏季のアニメがはじまりましたね。「狼」と「うみねこ」は鉄板なのですがこれも見てみた。お嬢様が野球といえば川原泉の「甲子園の空に笑え」と「メイプル戦記」ですなー。 あまりもえもえしていない絵と控えめな演出が好感です。しかし、女子野球なんていま…

今の日本現代美術のスターが居並ぶ、驚くべき「個人」コレクション。精神科医の先生というのも・・・なんとも・・・。図録も買ったよ。今回とにかく良かったのが鴻池朋子さんの作品。入り口いきなりの狼の彫像、「惑星はしばらく雪に覆われる」と続く絵の「K…