夏の休日

真夏日のもと、クーラーのない自室で30分ほどストレッチをしていると、タオルとTシャツは絞れるほど汗が染みる。暑さも汗もある限度を越えるとむしろ爽快になってくる。畳に仰向けになって微かに風が吹き抜けるのを待つ。麦茶は作るのが飲むのに追い付かない。実際のところ夏休みというのはかつてほとんどの期間こういうものであったし、それでよいのだと思う。もう一息気分を出して蚊取線香でも買おうかと思う。そしてなんとなくこの代休で「夏休み」が終わってしまう気がしてならない。