システム屋の理性で

エラーコードを全て公表しろとか、製品リリースからこれまでのバグ情報を全てプログラムのロジックに至るまで開示しろとか、そんな情報を、よしんば出したとしても、一体それをどうするの?というかその情報を受け止められるのか?それでも知っておけば何かしら安心できるのか?
修正済の既知バグの多さに「こんなにバグがあったなんて!」と不信を感じて余所の製品に乗り換えるのか?どこでもまた一から同じことが必要なだけ。それにかかるコストに、怒りと不信が負ける。fixの入った最新バージョンを信じる以外の方法は実際無いのでは。旧リリースにあって今は修正済のバグなんて、存在自体知らないほうが幸せか?昔アレがいかにダメダメな製品だったかというネタを笑えるのは提供側だけ。聞いた側はずさんな開発・リリース体制が今に引き続くさまをイメージする。若気の至りだなんて笑えない。
それでも最新版を信じて、初物のバグに当たれば自分で報告を上げベンダに謝罪をさせ、不信をしまってやっていくしかないのだろうか。総とっかえの大リプレースが起きたら、そのときはもう、わからないけど。