もっと左手を

Amazonから何点かCD到着。

McCoy Tyner の(多分最新譜) "Illuminations" が今回の本命だった・・・が微妙。
小粒というか、いまいち迫力に欠けていて、今聞き終ったばかりだがぞくりとさせられる部分がなかった。
レヴューで「曲はいいけど録音がよくない」と叩かれていたけれどそのせいなのか。
テンションの高い曲がなく自分が乗らないからなのか。(強いて言えば#5 Soulstice )
アレンジ主体ではあるけれど、統率された、主張の強い作品というわけではないし、
かといって各ソロに格別の求心力があるとも思えなかった。
御大も右手中心で少し物足りない。 (やっぱり、マッコイは、左手。)
これから聴きにいこうとするところ(@ブルーノート東京)だけに、もしこういうテンションのままだったらどうしようと多少不安。
まあグループとビッグバンドは違う!と信じたい。

(このCDについての他のレビューはここ。)


Illuminations