ありそうでないもの展

表参道まで髪を切りに行った。
ついでに、ワタリウム美術館でやっている深澤直人の「ありそうでないもの展」に立ち寄る。
実際はプラスマイナスゼロの展示販売会・・・新作も特になかったので残念。
「ほら面白いでしょ?」という喋りが前面に出た展示方法も少しあざとい。
実際に使うものなんだから、「こう使うと楽しいと思わない?」といった、「もともとのアイディアに基づいた使い方提案」が見たいなと思う。
ただ見た目の面白さだけで、脚部にトレーの付いたスタンドライトに山盛りの小銭やナッツを乗せてみたり、例の加湿器の真ん中から薔薇を一本生けてみたり、
「乗っけられるから乗っけてみました」じゃあ元のコンセプトとずれているんじゃないのかなと思う。
アートイベントとしても、製品紹介としても、中途半端な印象の展示だった。
それでもあの加湿器は美しいが・・・。(ところでどこから蒸気が出るのかいまだに知らない。)
お勧め度★☆☆。

これも行きたいけど時間なさそうだ・・・
「山名文男の世界 曲線のモダンガール」