行ってきました。Countdown Japan 05/06(12/30)

event music

ひともすなるフェスというものを体験してみむ。コースは、サンボマスター→RHYMESTER→曽我部恵一→グループ魂→キリンジ→MO'SOME TONEBENDER 。（お目当てはキリンジとモーサム。）

サンボマスター

ちょっと遅れた？！と思って焦っていったら、ちょうど曲が始まったところ。
「サンボのライブは、MCで説教する。」と聞いていたんだけど、説教というか、感極まって泣きそうな語り。「嘘でもいいんだ、嘘でもいいから、俺とおめぇでもういっぺん、『愛と平和』のために歌ってみねぇか？！」と。
期待どおり「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」「月に咲く花」、それと「手紙」。MCからの持っていきかたが、臭いようでいてすばらしく盛り上げる。実はすごく技巧派なのかもしれない。「フェスは後ろのほうはぼーっと聞いている人だけなんだよ」と聞いていたけど、後ろまでしっかり跳ねてました。すごいね。

RHYMESTER

知らないジャンルなのだが、mozoのおすすめで、かなりフロントにて拝聴。（拝聴というテンションではないけど）急にニット帽率が上がる。なんかちょっと人が少なくてどうなの？！と思ったけど、まぁ前のほうだけみると完全にクラブ状態でした。Hip Hop は正直好きなジャンルではなかったけど、乗せられた、かな。（こういう人たちってどうやって早口と韻の練習をしているんだろうか）
終盤、「肉体関係」で横山剣氏がゲストで登場！観客がフロントに殺到。（ぎゃぁぁ）すごくよかったんだけど、それまでのテンションと違いすぎて（つまりほどほどに聞いていた人たちが横山剣に殺到）、ステージとしてはどうなのかな？？という印象。

曽我部恵一

gouda氏のオススメで拝聴。これ好きになったかも。とにかく演奏が上手くて大満足。いかにも「スタジオ系！」という感じ。ホーン隊が入った、品質の高いPop/Rock という感じ。ツボに来ます。盛り上げ方や選曲がいつもとおんなじ、とファンは嘆いていましたが、知らずに聞きにいった自分がこうも満足してしまえると、ファンには「ごめんなさい、初心者には嬉しかったです」という感じ。
でもファンが増えたら嬉しいよね。

キリンジ

今回のお目当て１。これのために中盤、体力の回復に努めました。かなり前を確保。長い長いサウンドチェックで既に、両氏が弾くたびに前のほうは沸く。もう、我慢できないんですよ。今年ライブないですし。
「あの世で罰を受けるほど」「奴のシャツ」「冠水橋」「Drifter」「絶交」「You and Me」の6曲が短い！！
お気に入り「奴のシャツ」。「冠水橋」なんてやるとは思わなかったのでちょっと意外。でも後半の妖しい（？）部分での泰行氏の声の伸びがきれいでうっとり。「Drifter」はイントロで観客からはときめきのため息が漏れる。なんだか祈るような思いで聞く。なんでこんないい曲やるのかな。泣いちゃうよ。終わってもしばらく拍手も起きないくらい静かだった。サウンドチェックで1曲飛んでるし、もっともっと聴きたかったけど、「来年はキリンジとして活動します！」の言葉に期待して了。

MO'SOME TONEBENDER

今回のお目当て２。右側百々氏側。モッシュとの境界線あたりに4人で陣取る。なぜか右側は「身長150cm未満女子部」が陣取っていた。
「凡人のロックンロール」でもうわけわからないほど盛り上がってました。自分も跳ぶのと拳突き上げるのがやめらんない。「ロッキンルーラ」もう、とまんないですよ。で、「アンハッピーニューエイジ」！！聴きたかった！後半の「トゥルッ、トゥルッ・・・」のあたりがもう客席まで（野太い）合唱状態。
「フェスだと、盛り上がる曲しかやらないかな？」と心配したけど、いい感じのイントロから「ペチカ」。ロングバージョン。客席が神妙に静まる。なにかがふわりと浮き上がるような恍惚感。あとは「ばちかぶれ」「Have you ever seen the stars?」「13 Hot Dogs」もう足明日動かなくてもいいです。いいんだぁー。酸欠になりました。「息吸わないと、息吸わないと」って何度も思った。アンコールは「やっていいか、わかんねーけど、じゃ、やります。」で「GREEN&GOLD」。これも好きな曲なので嬉しかった。
フロントは男子多し。特に武井氏側（？）。パイプ椅子振り回したりとかパフォーマンスあったみたいだけど、みんなが手上げちゃうともう何も見えないんですよ。そして「いつものライブより全然ラク」といって当然のように特攻していくSilentH氏。君の体格でモッシュは犯罪ですから。
強いて言えば「Dum Dum Party」があったらもっと嬉しかったな。


あとは普段起伏のゆるやかな友人の盛り上がり具合を嬉しく眺めたり、つきたての餅のような蒸気を発して沸く十代後半→二十代前半婦女子の笑顔・香り・ファッションに萌えたり、イベント会場特有の冷めたエスニックを食したり、そういう部分でもなかなか楽しかった。

筋肉痛は本日20時時点でほぼ回復。まだ若いぞ。自分でも思っても見なかったくらい、ずっとぴょこぴょこ跳ね（かつ腕も突き上げ）ていた。1時間縄跳びしろって言われたら出来ない！と思うけど、それ以上の運動を1日複数回できるらしい。
来年はモーサムでフィットネス。いいかも。