引越しフラストレーション其の二

次は区役所。引越しには、「転出届」と、引越し先での「転入届」が必要です。今日は帰りに転出届を取りに行く。
中野区は「月曜〜金曜 9時から17時まで」だけど北区は20時までやってるんだよ!(まずそういうサービスの提供に地域ごとのばらつきがあるのもいいんだか悪いんだか。)

が。
「転出届の提出は、17時までしかやっていないんです・・・」

え。
「同じ受付でやっている業務が、対応時間が違うんですか」
「転出届は9時から17時までで・・・」

「今提出して預かっていただいて、昼間処理をして、明日のこの時間に書類を取りに来るとかできないんですか」
「できないんです」

「郵送で提出することはできますが・・・」
聞くと、「便箋に提出したい旨を記載して、書類と返信用封筒と定額小為替を入れて、某事務所に送れ」とのこと。
・・・なら、今受け付けてもらって、切手も払って、それで後で郵送で送ってくれないわけ?
「それはちょっと・・」
定額小為替と返信用封筒って、同人誌の通販かよ。

「9時から17時って、普通に働いている人は、行ける訳が無い時間ですよね(←大人気ない)」
「そうですね・・・」
「真面目に働いている人は、転居届け出せないんですかね(←いいかげん大人気ない)」
「・・・」

や、私が大人気ないよ。
でも。
なんで、真面目に働いて税金を払っているのに、真面目に働いている人が行ける訳の無い時間にしか、サービスを提供していないんじゃーーー!!
今時、納税者が、みんな、農家とか自営業とか寅さんの妹のダンナみたいに自宅の近所の工場で働く人とか、そういう職住一致の生活をしていると思ってるのかー!

百歩譲って普通の商売だったら、したい時間だけに営業をしたってその事業者の勝手だけど。
代替も競合もなく、どういい加減な商売をしても客も減らなければ自分らの儲けも増えも減りもしない、
それでサービスの提供時間を自分の都合だけで決めるって・・・。そんな商売じゃあサービスが改善されるわけもないわな。

こんなん、さっさと電子化&無人化しようよ。
自販機みたいな「自動住民票発行機」とか「各種の事務手続き機」を置いて、必要事項を入力して、スキャナで本人証明をセンタに送って、照合してOKならすぐ発行。
「お年寄りが利用しづらい」とか言っても、自分でできる人が自分でやるだけで相当手間が省けるぞ。
今はお年寄りだってATMを使うぞ。ATM同様、横に電話をつけて、もし何かあったら問い合わせればいいじゃないか。

地方公務員の仕事のうちの、コーディネート力をまったく必要としないような単純事務を減らそうよ。そして地方公務員をトータルで減らそう。
頑張れ電子政府計画。応援しています。