参院選・立ち位置ということ

選挙速報好きの同居人に付き合って、テレビで選挙戦を観戦した。日本地図が塗り替えられるさまはなんとなく「信長の野望」を見ているような気がする。
今回は応援したい候補者がいたので結果が気になった。結果、その候補は無所属で当選した。比例についても票を投じた政党が大量に議席を確保。なんだかこうも自分の投票行動と結果が一致した選挙ってあまり無かった。
国による理不尽な暴力に虐げられてきた人は、政治に参加する意義がある。発表するだけで差別や中傷を受けてしまうような、自分の痛みを公表し、かつ自分で成果を勝ち取った実績のある人間なんて、これ以上に政治参加の意義のあるひとはあまりいないと思う。
当確が出たときはちょっと感動してしまった。おめでとうございます。川田さん。

政治家と学者には特に「あなたの立ち位置はなんなのか？どういう視点でものを見て、何のために誰のためにその仕事をするのか？」と問いたいと思っている。彼の場合それがあきらかで、だからこそ（ほとんど街頭演説を聴けなかったけれど）応援したくなった。このひとはきっとこれからも立ち位置がぶれない。