2010年7月の読書メーター

読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2935ページ

スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)
読了日:07月25日 著者:辻村 深月
http://book.akahoshitakuya.com/b/406276556X

■シアター! (メディアワークス文庫)
じれったいラブ成分がたりないよぉぉ・・・(兄弟愛があるからいいのか?)中小企業建て直しの会計本だと思えば楽しい。でも、調べて書きました的な説明っぽい文にボリュームを食われているのと、巧と司の主体の切り替えが読みづらい。人に有川作品勧めるなら別の本にするかも。千歳のインタビュー時の我慢がかっこよかった。
読了日:07月19日 著者:有川 浩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6882927

■水の迷宮 (光文社文庫)
この下のほうのコメントにネタバレあり未読注意!!                                    「みんな優しい人」みたいな印象とまとめかたなんだけれど、実のところだれも情報を共有しようとしなかったからという寒々しい関係のような気もする。殺人、脅迫ともwho/whyともに面白くなかった。             
読了日:07月19日 著者:石持 浅海
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6882877

■シン・マシン (SFシリーズ・Jコレクション)
SF界の「シベリア超特急」。(驚きという意味で) 展開は読めすぎ、文体は読めなさ過ぎて爆笑。なにが起きても「〜ということなのか?」一本やり。「真樹、まとめに入るなよ!」「いかにパワーアップした俺といえども」等迷台詞も必見。
読了日:07月16日 著者:坂本 康宏
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6841628

■BG、あるいは死せるカイニス (創元推理文庫)
SFミステリは初めてだけどとても面白かった。パズルとして読まないほうが。動機、価値観がゆすぶられるのが快感。タイトルの解題がちょっと拍子抜けだったところだけが残念。ずっとヒロイン視点で動くので、ほかの人物の視点にもたまに切り替わるともっと惑わされて面白かったかも。ヒロインと佐々木先生と二人目の被害者あたりで・・・あ、なんかそのままギャルゲーになりそうだ。
読了日:07月13日 著者:石持 浅海
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6814975

■MM9
面白かった!行政も世界史も「怪獣が存在する」ベースで自然に書き直されているあたりが楽しい。最終章のバトルも期待通り。最初から最後までワクワクできて、広くオススメできる楽しい本。シリーズ化希望!
読了日:07月13日 著者:山本 弘
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6814799

■「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ (新潮新書)
驚きというよりは「あ、やっぱりおかしいと思ってたんだよ!」という感じ。「女性に人気のレストランはつぶれる」「粉モノはもうかるはウソ」など。蕎麦屋おかしいよについてもっとつっこんでほしかった!
読了日:07月13日 著者:子安 大輔
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6814659

ドリフターズ 1巻 (ヤングキングコミックス)
むかし、「ワールドヒーローズ」って格闘ゲームがあったなぁ・・・。
読了日:07月11日 著者:平野 耕太
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6791239

■ふちなしのかがみ
表紙がいい。前後のギャップのイメージ、全体に通じている。 ホラーと銘打つほど怖くはない。解決編のない、というか解決編が科学的・論理的ではないミステリ?ややモヤッとしてしまう。 あれ?「花子さん」は一応論理的に解ける? 「おとうさん〜」は全然わからない。しかしあんな行動力ある男には確かに惚れそうだ。 「ブランコ」そもそも何が謎なのかわからない。最後に出てきた子は何なの? 表題作、一番辻村節ぽいけど、なんか、わからなかった。
読了日:07月07日 著者:辻村 深月
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6744995

フリーター、家を買う。
前半、「旧弊な悪者に正義感あふれる女が啖呵」というカタルシスのつくりかたがワンパターンでちょっと飽きたというかもうあんまり好きじゃなかった。 後半はよかった。人に信頼されることを考え直すこと、主人公は後輩に、母ちゃんは猫に、頼られることで自信を取り戻していく様子が暖かい。 著者は悪者の背景をほとんど書かないので、父ちゃんどうしてそんな厭な奴になったのか、がさほど深堀りされないのはさみしい。(図書館戦争のように「敵」じゃないからか) 千葉ちゃんがなぜそうまでして土建屋になりたかったのかについてはサイドストー
読了日:07月07日 著者:有川 浩
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/6744960


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