体調とモロッコ旅行と「吼えよペン」

金曜日に1時間マッサージに行ったけど、「なんかもんでるだけだな・・・あんまりうまくない?」と思った。
しかし帰ったら連れに「おおっ、背中柔らかい!」と驚かれる。週明けほど体ガキンガキンじゃないと思ったけど、気づいていないだけなのか。
土曜日、なんとか立ち上がって、「風の旅行社」に。近所だった。モロッコ旅行の予定、空き状況を聞く。10月中旬まで、現地ガイドさんがフルで埋まってしまっているとのこと。早くて24日発…おおっ。そんなに休み先延ばしにしたら死ぬ〜。でも休みは別に、案件上がったら2,3日普通にとればいいのか。

吼えろペン」の廉価版(初公開・幻の最終回付き)を読んだ。2年前つぶれた時も読んでいたような気がする。

吼えろペン (サンデーGXコミックス CHRONICLE)

吼えろペン (サンデーGXコミックス CHRONICLE)

読んでわかった・・・私は今までこの作品を勘違いしていた・・・。「『燃えよペン』は面白いけど、『吼えろ』とか『新』になってから内輪ネタっぽいのが多くてイマイチね・・・」と思っていた。間違っていた。
この漫画は「マンガ家漫画」じゃないんだ。マンガ家の生活や考え方やトラブルを描く漫画じゃないんだ。仕事をすることそのもの、オトナとして…泥臭く…仕事をすることを描いた、「お仕事漫画」なんだ。まぁ特に、何かを企画して…ラフを書き…最終的に絵にしてまとめる仕事、または明確な締め切りがあり、それまでは何をしていてもいいけどとにかく締め切りには間に合わせなくてはならない仕事だと更に整合する。2年前の部署ではこれに気付けなかった。


以下、特に響いた熱いことばを引用。

  • 「マンガ家とは―自分が信じたウソを人に伝えていく仕事だ!それが基本だ!自分の信じてるウソは―本当以上の真実だ!」(第4話「勢いだけで乗り切った!」)
  • 「締め切りに間に合わせるのがプロだろうがっ!?(中略)君に足りないのは勇気だ!駄作を作る勇気だ!!(中略)駄作で金をもらってこそ本当のプロ!」(第6話「よみがえった楽曲自信」)
  • 「打ち合わせってのはなぁ…(中略)マンガ家の中からこういった新しい作品の原石を見つけ出して―これの中から理想的な形が出てくることを信じて―がつんがつんノミを入れ合う!これが打ち合わせだ!理想の形を思い描けん奴とか、ノミをスピーディーに入れられん奴との打ち合わせは時間のムダ!!」(第7話「オレの中の定義」)