金銭教育

弟氏に布団を買い(新しいの買うまえに捨てるなよ)、それから家計簿を買い与えた。
ファミリーレストランで基本項目を書き入れさせる。
お金にだらしないことは、一生続く不幸を呼び寄せてしまう。お金がないことを収入の少なさのみで説明し、働きを増やそうとするために疲れ果て、運不運に翻弄されて嘆きながら生きるようになる。小さな不運にもなんの盾もなく一発で身も心もボロボロにされてしまう。真面目で一生懸命なつもりなのに。
親がしなかった金銭教育をどうしても身につけさせなくてはならない。手に職、頭に金銭教育。こいつ手だけは私にそっくりなんだよな、細長い指とぬめっとした肌。しょうがないな。並走しよう。