伊藤計画「虐殺器官」読了

伊藤計画の虐殺器官読了。
読書をするには同時代性を追い求めることを放棄してはいけないことを痛感。もっと早く読めばよかった。どの時代も、その時代の人間を描くために描かれてきたSFがある。冷戦時代には冷戦時代のSF、イラク戦争時にはイラク戦争時のSF。
震災の二週間前に核戦争SF(モルテガイ・シュトロワットの「レベル・セブン」)読んでしまってから気分が悪くなって、しばらく遠ざかっていたけど、またSF読もうと思う。