片づけの魔法やってみた

寝室がどうもきたない…。というのが気になって、新聞で見た「人生がときめく片づけの魔法」を読んで片づけをはじめてみました。
この本の方式は、「ときめくものに囲まれてくらすことを目指す」、そしてそのために「家にあるものが全てときめくものだけになるまで、モノを分別して、ときめかないモノを捨てつくす」というものです。
まずは服から着手すべき、というルールにしたがって、服の選別に取り組んでみました。
結果。
そもそも先々週に衣替えのためいったん片づけたはずなのに…。
「よく着たわ〜。くたびれたね、おつかれさま!」という引退組の服たちもそれなりにあるけど、「たんすの中に入っていながら着る候補に入ることはない、でもモノとしては別に悪くない」服がどさどさと。
そういうモノを、「これは…ときめかないわ…。」と仕分けるのは、とりもなおさず自分の過去の判断ミスに直面するということであり、かなりつらい気がしました。
なで肩にあわなくてずれてくる、襟もとが空きすぎて恥ずかしい、毛玉がつきやすい、色が似合わない、シワになりやすい…。だからなんとなく着ないんだよね…。
そしてそういうモノがどうやってウチにやってきたか考えると…。
・通販で買った
ヤフオクでメーカー名だけで買った
・持っているものの色違いをネットで買った
・黒なら地味にまとめるのに便利に使えそうと思って買った黒いモノたち…(カーディガンなど)…ベーシックではなく惰性に…。
・アウトレットにきたからなんか買わなくてはと思って買った

…恥ずかしくて直視できないくらい、実物を触らずに、浮ついた状況で買ったものばかり(ーー;)
特に、「出せる値段以上に品質の良いものが欲しい!」と思ってハマっていた、オークションで買った服のときめき率が低いのには、恥ずかしくて頭を抱えます…。(お気に入りになったものもたくさんあるけど)

やってみて、自分の持ち物の棚卸しをすることの重要性がよくわかりました。黒はほんとは好きじゃないとか、グレーのワンピースが妙に多いとか、それと「すごく好き!」じゃないものは買う必要はないという当たり前のこと。
一晩明けて今朝、ワンピースを着たあとに、「なんか羽織るか…はっ、こういうときに惰性で着ていた黒のカーディガンを仕分けてしまった!」と思って、仕分け袋からひっぱり出そうか迷った。でも、ないならないでベージュの羽織りにしてみたらそのほうが抜け感があってよいのに気付いたり。ほんと惰性でやってきたのを実感した初回お片づけでした。