父的防災セット

nalo9152005-08-07

療養中の父が、私の出張中に謎の荷物を置いていった。
「何アレ」「防災セットだ。お前と冷蔵庫の分」

中身。

この間まで行っていた現場が地下を含む現場で、そこには一定区間ごとにこれらの配備が義務付けられているらしい。現場が終わったのであまったのを持ってきたとのこと。
「そこ10階だろ。地震のときエレベータで降りられないだろ。俺だったらベランダから親綱張って降りられるけど(←とび職)お前ら無理だろ。階段は使えても地震が火事起こすと階段は煙突になっちまう。逃げられなくなるだろ。だからガスマスクとゴーグル、煙って視界がとれないからライト。業務用だからばっちりだ」
「あのさぁ、それより我々、何か起きた後の集合場所とか連絡手段とか決めたほうがいいんじゃないの・・・?」
「ばかやろーそんなの助かってからの話だ。コレは助かるための道具だ。煙に巻かれて死にそうってときに連絡先もくそもあるか」

丁度最近の地震で気になっていたこともあり、家族での災害対策指針などを考えなくてはならないなと思っていた矢先のこと。
確かにサバイバーな彼の発言は一理あるのだが、しかし。。。