こっそり観光(岩国徴古館内部)

nalo9152005-08-11

昼休み「あ、自分買ってきちゃったんで・・・」と言って上司同僚を送り出す。パンを口にねじ込み、彼らが現場を十分離れたであろうころにこっそり現場から出る。走って約1分の「岩国徴古館」へ。(入館無料)

ファザードは、威圧的ではないものの若干重い印象があるけれど、中に入ると以外にも軽やかで明るい空間が広がっている。
白い壁、微妙なアールを描く柱(ほんとにRの字のライン)、光の入る天井。(素材は不明)また、外の石を市松模様風に配置して、そこから光を取れるようにしてある窓もまた、外観の硬い雰囲気を裏切っていて面白い。ちなみに中では書写展や「マッチ箱コレクション展」をやっていた。実は徴古館というのがなんのためにある建物なのかよく知らない。建物は面白いが、展示物はそれに対して力不足に感じた。(何が飾ってあればいいんだろう。)

上司同僚が帰ってくる前にダッシュでまた戻る。うーん、またやるか。
それにしてもいいところなので出張で来ているのが惜しい。騒々しくも毒々しくもなく、観光シーズンまっさかりにしては閑散としていて、しかし寂れてはいなく、さっぱりとした雰囲気がある。地味といえば地味だけど。や、いいとこです。