素朴な喜び

水曜日、江古田Buddyに行ってJ LINE ジャズオーケストラのライブを聴いた。結成後7年、ライブ自体三年ぶりだそうで。おそらくほとんどのライブは聴いたんじゃないかと思う。
各所学生バンドの粋を集めて結成されたバンドのメンバーは,入れ替わっている部分も多いけれど、同世代、活躍中のスタジオミュージシャンという点は共通しているまま。
まーた「Snakes」「Crusin' for Bluesin'」、「In the 80's」だろー?と思って行ったけど、まぁその曲もやるんだけど、ソロで持っていかれたので満足。もう飽きてるんじゃないかと思っていたのを良い意味で裏切られた。
豪華なダイナミクスとソロで魅せる芸風はほんとに、単純に、楽しい。こういうのやっぱり好き。もう刷り込まれてるんだからしょうがない。
アクの強そうなピアノが参入してきていて、ソロを続けるときのまわしかたが格段に面白くなっていた。こういう絡み癖のあるピアノがいるとソロが面白くなる。
ずっと「この人の吹き方好きじゃないなあ・・・」と思っていた人の吹き方が、いや吹き方自体が変わっているわけじゃないんだけれど、吹き方で特徴をつけるというレベルを超えてうまくなっていて、「かっこいい!!」と思っている自分に気がついた。なんだかうれしい。
進歩と変化にに喜び、変わらない好物を与えられて喜び、また昔の知り合いとの邂逅に暖かい気持ちになる。思っていたよりずっと楽しかった。