総務省 日本のブログ総数調査

総務省が日本のブログの総数とその傾向に関する調査を発表した。

この調査の企画と実施を同居人が数ヶ月前にやっていた。自分の仕事がニュースになるなんてうらやましいなぁ。インフラ屋としては、「仕事がニュースになる」なんて聞くと脅し文句かと思って冷や汗が出てしまう。良いニュースであってもIT系のニュースサイトや一般的なプレスリリースだけで、一般に話題になるようなものでは無いし。新聞など一般的なメディアに出て親にも見せられる、というところがいいなぁ。

この発表がITMediaおよびそれを引用したMixi ニュースの表題が「日本のブログ 自己表現型が最多」というものだったので、この「自己表現型」という表現にいろいろとコメントがついており興味深い。
「自己表現」という表現に違和感を感じる人は、「単なる日記。/独り言。/備忘録。/自己満足。表現というほどではない」という意見。それらも含め自己表現ととらえている人は「当たり前の結果では?/他に何がある?」とコメントしているようだった。

大学生の時分(2001年ごろ)ブログサービスがまだほとんど存在していなかった頃、ゼミの一環で個人ウェブサイトについて調べていたことがあった。(このことは黒歴史なので忘れることにしていた)この頃は少なくともまだ「情報発信」「コミュニケーション」の重みが多かったように思う。
個人的な感想だけど「いっぱいあるもの(モノ、機会)はくだらないことに使われる」傾向がある、と思う。。だから、個人がウェブサイトを開設するコストおよびアクセスするコストが下がった今、重要度の低い(ウェブでやる意義の少ない)目的のためにウェブ上で記事を書いている人の割合が最多であるということは自然に感じる。

ともあれMixiニュースのコメントは昨晩からみるみる伸び、今朝500件を超え、たくさんの人々が一家言あるようで非常に面白い。記事の内容はちゃんと読まれていないようだけれど・・・。「自己表現型」じゃなくて「自己満足型」だったらもっと論議が活発になったかもしれないなぁ。(→それは炎上という)