「うみねこのなく頃に」EP3読了

第2の晩直前くらいから4時間ほどかけて読了しました。いやー今回は本当に面白かった。

  • やっと世界観と、戦人とベアトリーチェの戦い(メタ世界のチェス)のルールが見えてきたのが光明。でも、このゲーム全体のルールはまだわからない・・・。
  • 初めて「第一の晩」から生還した、次男夫妻の名セリフがすばらしいです。。。
  • このひどい服飾センスは、20年位前の「ぬりえ帖」「きせかえ」ではまだ見かけたような気がします。
  • 絵が下手だからなのかもしれないが、魔女たちの「狂った表情」が本当に気持ち悪くてぞっとする。最後のほうの絵羽が戦人を射殺したところの表情なんかは、ひぐらしの「隠し事」のシーンのレナに戦慄したときくらい、ぞっとした。何度か思い出して眠れなくなったよ。
  • 「小冊子」の「アンチファンタジーVSアンチミステリー」という副題の解説が面白い。まぁアンチファンタジーは常識として、アンチミステリーという概念は新鮮だった。「後期クイーン問題」というのは知らなかったんだけど。ファンタジー要素を絡めて見せることで、「どうせ、推理はできないんでしょ?」という読者の甘えを誘い、そこを嘲笑ってみせるのは・・・うう。正直悔しい。してやられた感でいっぱいになります。良い意味で。