ひとり露天風呂(スーパー銭湯)

療養といえば湯治。休みも取っているのでどっか遠出してもいいのかもしれないけれど、小心者だし旅行が苦手なんだよ。というわけで三鷹「天然温泉 むさし野湯らく」に行ってきた。
岩盤浴は3回目くらいだけど、毎回ながら「こんなところ普通汗かかないよ」というような、手の甲や膝からも汗をかくのが驚きだ。こういうの一家に一台あればいいのに。昔、知人が「温塩ベッド」という、類似の品物を持っていたけれどいくらくらいするのかなー。(塩を詰めた浴槽のようなものを下から暖め、バスタオルに包まって寝る。砂浴的なもの)
温泉というよりは海水浴なので、ジェットバスの泡が波の華のようにふくれる。泡に弾力があり、肌の上にしばらく残って、弾けるときにパチパチと軽い刺激があるところが面白い。
初夏の旅行で味をしめた「露天風呂で読書」もやった。これやると上半身を出しておくことになるので、のぼせなくて良い。荒木陽子の「愛情生活」と杉浦日菜子の「YASUIJI東京」を読んだ。天気が曇天から快晴、また曇天と移り変わるのをぼんやり見られるのもいい。金木犀の匂いをかぎながら、薄い雲が流れていくのを眺めたりできるのが贅沢だ。