剣道の全国大会を見てちょっと感動

電機店の店頭のTVでやっていた、全日本剣道選手権の準決勝の中継に見入ってしまった。
というのも、前回優勝者の赤に挑む白の構えが、「左手だけで持つ上段の構え(右手は添えるだけ)」で、片手面だけをひたすら狙うという戦法。剣道のことはわからないけれどまずそこは普通でないんじゃないだろうか・・・。
互いに1つづつ取ったあと、激しい動きの白に対して攻めあぐねる(?)赤、という状態が続き、時間ぎりぎりになって白がもう1本(また面)取って白が決勝進出。面を取ったらかなりの男前だったのにも驚いた。帰宅後、ニュースで、この白の正代賢治さんが優勝したことを知った。毎日素振り二千本、モットーは「三倍努力」、必殺の片手面狙い、男前って、お前は漫画のキャラクターか!!
剣道って漫画や小説でしか知らなかったけれど、(最近またちょっとブームかな?)全く視認できないほどの攻撃の動きの鋭さや、試合前後の様式的な動きの美しさにぞくっとした。