カウンセリング

会社の支援プログラム(いわゆるEAP)を利用して、臨床心理士によるカウンセリングを受けてきた。まだ外出すると疲れる(1日1回でいっぱいいっぱい)けど比較的近所だったから助かる・・・。
担当の方によると、

  • 体を壊して休むと、「休職初期」「回復期」「リハビリ期」を経て復職することになる。
  • それぞれに約1ヶ月かかる。
  • 休職初期とは、休職したことによる罪悪感や不安感にとらわれて、まだ「心底休めて」いない状態。

どうも自分、ここと次の「回復期」の中間くらいにいるみたいだ。ってことはまだあと2ヶ月とかかかるの?!うわー!

「このときによく、資格試験の勉強をはじめたりする人がいますが、気持ちの負担になるのでやめたほうがいいでしょう。」
あぁっわかる・・・なんかちょっとでもイイコなことして戻らないといけない気がしちゃうんだよ・・・。
「会社は、あなたに資格をとってもらうために休みをあげているわけではないですから。」
うわっ確かに・・・
「あと、大掃除を始めるひとが多いです」
あー、やった。やったよ・・・
「いったん大掃除を始めてしまうと、あっちもやらなくちゃ、こっちもやらなくちゃと焦るのでこれもまた仕事と同様の負担感を強めてしまいます。達成感があるのはよいのですが。今日は洗面所だけ、本棚だけ、など区切ってやるのならばよいでしょう」
「それから女性は、休職すると家事をがんばりすぎてしまうケースが多いです」
うわっこれも図星・・・。
「家にいるからせめて家のことはしっかりやらなくてはと思ってしまうんですね」
思っちゃうよー。
「これも、家事をするために休んでいるわけではないので。家の方にも、休んでいるからといって家事を期待しないよう言うことが大切です」
確かになー・・・。食事を作るのは生活リズム維持のためにはいいそうです。


自分は今まで、メンタルな何かしらで休みを取ったりするのは仕事人間(仕事だけに専心していて、ほかのことをおざなりにしていてもむしろそれを肯定している人。お疲れ自慢する人。)がなるものだと思っていて、「お疲れ自慢なんてやだもーん。有給はしっかりとるもーん。残業して遅くにドカ食いなんてやだし〜。っていうか残業自慢って、体力を安く売れる若い男が自分の価値を高めるためにやってる相場操作よね〜。私は19時にはさっさとあがってデパートと本屋見て自炊するわ〜☆」なんて自分がよもやこういうことで休むとは思わなかった。でも、
「メンタル、メンタルってみなさんおっしゃるんですけれども、原因となるのは感情的なことではなく多くは『疲れ』であり、その結果使いすぎた脳という体の一部がバランスを崩している、ということなんです。歩きすぎて足をこわすのと同じです」といわれてやっと肯定できるようになってきた。