続・恋愛漫画強化月間

  • 「キスアンドネバークライ」 1〜3巻

キス&ネバークライ(1) (KC KISS)

キス&ネバークライ(1) (KC KISS)

主軸に持って行きたいのはアイスダンスよりも幼少期の事件を含めたサスペンスのほうなのか?というところがはっきりわからずややモヤモヤ感あり。絵はイイんだけどなー・・・。継続。

あさきゆめみし(1) (講談社漫画文庫)

あさきゆめみし(1) (講談社漫画文庫)

たぶん高校時代に1回読んでいるけれど記憶にない。(源氏物語の書き下しものや漫画版はいくつか読んでいるけど、読み返すたびにだれがどんな性格付けだったか忘れる。)
こんなに人の表情のバリエーションがないマンガは初めて読んだよ!!
お上品なためはっきり笑う、怒るということがなく、あとみんな「美人」ということになっているので顔の描き分けパターンが少なく、ほほ笑むかもんもんとしているか嘆いているかくらいなので、作者もさぞかし大変だったことだろう。「愛する=金・物・人を送って生活を庇護する」が分かちがたく結びついているキャラクターたちと、逆にそこにあまり重きを置いていないキャラクター(朧月夜とか)がいるので、「恋愛/庇護」のキャラによる重みづけ分けをしながら読むのが面白いかもしれない。

潔く柔く 4 (マーガレットコミックス)

潔く柔く 4 (マーガレットコミックス)

3巻くらいまで読んだところで群像劇として立ってきたので面白くなってきたのだけれど、なんか、たったひとりの主人公の場合、どんな無茶な恋愛していてもあまり気にならないけど群像劇なのに自分に似た人が一人もいないとなんだか逆にヘコむ・・・。「似た経験」があることが私の心を揺らがすのではなく、どれも私の心をかすりもしないこと自体が私の心の墜落後にしか開けてはいけない黒い箱にビシバシとダメージを与え、ひょっとすると蓋に隙間が開いてしまいかねない感じがしたので読むのをやめるべきだろうか。