二日目は松江。(5/2)

nalo9152011-05-04

一泊目は湯の川温泉で、一泊で四回お風呂につかりました。いやー空いてる温泉(特に露天風呂)であまり面白くない小説をだらっと読むのはいいですね。泉質最高でした。
出雲から松江は一畑電車で。紺に山吹色のアクセントがきれいです。逆のカラーリングもあるよ。鉄子じゃないですよ。
松江では着物を着て町歩きをしました。(旧日銀松江支店の建物を利用した、「カラコロ工房」という施設でレンタル)これはやってよかった。松江はどこも和装の似合う街、と聞いたけれど…あまりにしっくりくるのでなんだか地元の美人女将とかになったような気がします。もちろん妄想だけど。
でも松江城天守閣まで、急な階段を六階分和服で登るのはかなりきつかった…!しまった、ゆったり舟で堀川巡りにしておけばよかったか…。そして登りよりも下りるときがかなり怖い。足軽の格好ならよかったかな…。天守閣のなかは広く、鎧兜や刀剣が惜しみなく展示されており、昨日の出雲の歴史博物館ともども、とにかく歴史的なモノがたくさん残っているのだということがよくわかりました。上野の博物館以上の物量。鎧兜姿のガイドの人がノリノリで「奥方殿!さあこちらへ!」とか案内してくれるイベントもやっていて楽しい。しかしこんなにいいのに外人さん少ないなあ。ほんと日本らしさを満喫できていいのになぁ・・・。

その後「小泉八雲邸」と記念館へ。昔出版された本がアールヌーヴォー調の美しいデザインで・・・この装丁で欲しい!! また、小泉八雲が紹介した津波訓話稲むらの火」について、世界各国で翻訳された啓蒙絵本を紹介していた。この絵柄がお国柄が出ていて面白い。アメリカはまんま「災害と戦うヒーローもの」だったり。日本のことを考えると悲しくなるけれど、これが世界で役に立つといいな、と思う。