湘南

辻堂に越してサーフィンを始めた友達の家に遊びに行きました。
夏の江ノ島だなんてそんなおそろしいところ行けない!行けるわけない!と思ったら、やっぱりおそろしいリア充空間で恐れ入りました。
あそこらへんの海の家ときたら・・・日本中のほかのどこにこんな盛り場あるんだってくらいのギロンギロンの男と女の集まりで、ああマンガとかにでてくる「君らどっからきたのー?」と白い歯をキロンと光らせながら声かけたりするような、肌にトーンはって刺青ペイントした男が3次元でうろついていたり、同様に胸元はきわどいわローライズの超ショートパンツから腰骨がみえてるわの女性が3Dモデリングされて闊歩していたりとなかなかヴァーチャルなリアリティの世界です。これでは友人のルックスが大幅に変貌を遂げたのも、この世界で生き抜くためには必要なのだということがよくわかり納得です。

いつも海水浴場に行くと「見てるだけにしよう・・・足をぬらす程度で・・・」と思うけれど、実際のところ波うちぎわは水の抵抗が大きいばかりで面白くないので、結局「頭だけ水面に出して、ジャンプして波を越える遊び」という幼児から大人まで誰でもできる単純な遊びを無心に延々とやっていることになります。そこいらには髪の毛が濡れていないどころか全く水着の濡れていないお嬢さんたちもたくさんいるというのに。30も過ぎて一体何をしているのでしょうか。しかしながらそうして水につかりきっているほうが、日焼けしにくいということもあり、自然と無心に向き合うのはかなり楽しいということもあり、30過ぎてもこんな単純な楽しみを感じられるのはかなり幸せです。