デザインフェスタ

数年ぶり、2回目の参加。前より人が増えてる!久々ながらやっぱり面白い。

会場にあるもの

各種平面美術(イラスト・書・版画・油絵・CG美少女等々)・陶芸・篆刻・彫金・ぬいぐるみ・あみぐるみ・オリジナルフィギュア(アメコミ風アレンジの動物など)・洋服(Tシャツ・ゴスロリ・染物)・着物・ブリキ細工・モビール・ガラス工芸・アクセサリ・家具・造花・球体間接人形・革製品・靴・かばん・喫煙具・きぐるみ・かつら
という感じでほとんどありとあらゆる手作り系のもろもろが展示または販売されている。しかし中には「占いします」「メイクします」「あなたにあった詩・句を詠みます」「箱の中で紐にぐるぐる巻きになってベリーダンスを踊る」「好きなだけ人形を毛糸でぐるぐる巻きにしてよい」といったパフォーマンス系も。
前回行った際は「誰でも細面の美人に書いてくれる似顔絵描き」の人がおり女性の長い列ができていた。(つまり似ていない)自分も書いてもらった。似顔絵描きはポピュラーだが、今回は誰でも美人にしてくれる似顔絵を発見することができなかった。

展示即売・産地直送の親和性。

このイベントは実際「同人誌即売会から漫画とパロディを抜いたもの」といってよく、杉浦由美子が「オタク女子研究」で「女子にとって同人誌作りは手作り系の趣味の一環」と書いていたことと完全に符号している。
高校生くらいのときにたまに中小規模の即売会に行っていたことがあるけど、主に女性には「『オタクの漫画』以上・以外のことをしたい」という意識が見えるひとが少なくなかった。あきらかに美術の心得がある人のイラストボード、本格的な絵、センスの良い装丁を見かけることも多かったし、特に漫画っぽくない、文房具店や雑貨屋で売っているような小物を作って一緒に並べているのも多かった。(そういうのを買うのはかなり好きだった)実際その垣根はとても低い。展示品を、その作者が紹介したり売ったりしているところがなによりで、作品と作者のギャップにおどろいたり、逆にその親和性に納得したり、その近さが面白い。大体作者と展示品は似ている。同じ顔だったりする。美人がかっこいい絵を描いているとときめく。逆にほっそりした美人がオモシロ系のイラストをバリバリ描いているのも面白い。今回は「その場で展示スペースに絵を描く」人が多く作者がわかりやすくて面白かった。

気に入ったモノ。

リトマスブルーム:女性が展示スペースにダイナミックに花を描いていた。進捗が気になってなんども見に来てしまった。
http://members2.jcom.home.ne.jp/litmusbloom/
井ノ上豪:子供をモチーフにした水彩画。かわいい!!(作者はお兄さんでした)
http://www.water.sannet.ne.jp/mino/
デンマークモビールURO:人だかりができていて、人気すぎて買えなかった!繊細な切り絵モビール
http://denmark-uro.ocnk.net/
ナガタアキラ:郵便屋さんと犬をモチーフにしたイラスト。優しい雰囲気となごみ具合がツボにはいりました。
http://www13.plala.or.jp/akiranagata/