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最近読んだ本「できそこないの男たち」とか

「できそこないの男たち」福岡伸一 2008 できそこないの男たち (光文社新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/10/20メディア: 新書購入: 18人 クリック: 152回この商品を含むブログ (173件) を見る「生物と無生物のあいだ」に惚れ込んで「…

最近借りた本 本谷有希子特集

近所の図書館はコレを揃えてくれてるみたいなのでががっと借りてきた。感想はあとで書く。 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 2005 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)作者: 本谷有希子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/15メディア: 文庫…

最近読んだ本

「猫風船」松山巌 2007 猫風船作者: 松山巖出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2007/06/16メディア: 単行本 クリック: 12回この商品を含むブログ (18件) を見るみずず書房なので短編小説集なのに2400円もするよ。NHKの書評で発見。「これは内田百間『冥途』…

よしながふみ「きのう何食べた?」「西洋骨董洋菓子店」

昨晩、旅行から帰るなり同居人がよしながふみの「きのう何食べた?」について熱弁し、夜も遅くに自転車を飛ばして近隣の大型書店まで単行本を買いに行った。今日は「西洋骨董洋菓子店」を買いにまんだらけまで足を運んで大人買いしていた。 ちょっと不安だ。…

家事改善計画のための3冊

テレンス・コンランの収納術 テレンス・コンランの収納術作者: テレンスコンラン,遠藤裕子出版社/メーカー: エクスナレッジ発売日: 2006/07/21メディア: 大型本 クリック: 9回この商品を含むブログ (9件) を見る洋書でよく見かけるけれど、ちゃんと内容を読…

「うみねこのなく頃に」EP3読了

第2の晩直前くらいから4時間ほどかけて読了しました。いやー今回は本当に面白かった。 やっと世界観と、戦人とベアトリーチェの戦い(メタ世界のチェス)のルールが見えてきたのが光明。でも、このゲーム全体のルールはまだわからない・・・。 初めて「第一…

無茶苦茶忙しいときにこそ読むべきか?「フロスト気質」

フロスト気質 上 (創元推理文庫 M ウ)作者: R.D.ウィングフィールド,R.D. Wingfield,芹澤恵出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2008/07/30メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 37回この商品を含むブログ (82件) を見る久々の新刊!!8月末ころから「上巻だけ…

骸骨好き熱狂「BONES 動物の骨格と機能美」

気になっていた新刊の写真集が図書館に入荷していたので早速借りる。BONES ― 動物の骨格と機能美作者: 湯沢英治,東野晃典,遠藤秀紀出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/06/23メディア: ハードカバー購入: 4人 クリック: 98回この商品を含むブログ (16件) …

今週借りた本(はずれなのでぼやき)

本の雑誌ダヴィンチとかで見た覚えのあるものをざらっと。でも、今読んだところまでオールはずれでした。というわけでぼやきです。でも、「昔はよかったね」人間にはなりたくないから発掘にはげむよ。 「モップガール」 加藤実秋 2007 モップガール作者: 加…

先週借りた本とか

「グランド・フィナーレ」阿部和重 2005 芥川賞その1。ううん・・・面白いのかな・・・。妻子持ちの幼児性愛の男が主人公、性癖が妻にばれて妻子と別れる。(ペドでも娘は大事らしいので精神崩壊気味)田舎に帰って実家で暮らすうちに、少女二人が彼に頼みを…

福満しげゆきがキている気がする・「僕の小規模な失敗」

なんとなく気になっていた作家。先日江古田駅前の書店でずらりと平積みになっていたけれど、そこ以外では大型書店でも「うちの妻(略)」しかなかったのでなかなか読めなかった・・・。今日また江古田まで行ったのでやっと買う。 ・・・思っていたよりさらに…

沈黙入門

先週ころの日経に若いお坊さんの記事があり、なんとなく気になっていた。昨日の朝刊に、その人の著書の広告がかなり大きく載っていた。ああ、これ、知っている人じゃなかったか?・・・というかあのブログか。この著者は2ホップくらいの知り合いで、というこ…

借りた本いろいろ

地域図書館に行くと、「ちょっと前の話題作」がいっぱい入ってる。ちなみに「ちょっと前の話題」の指針は、本の雑誌「ダヴィンチ」と本屋の平積み状況。 「チョコレートコスモス」恩田陸 2006 これは思いっきり「ガラスの仮面」!そして、無茶苦茶おもしろか…

最近の本

「からくりサーカス」藤田和日郎 面白さ/好み→5/5 連れが全巻そろえて悶絶していた。2週間くらいかけて読破。 いやあ、いい。すばらしい。フィクションというのは人間の妄想とはいえ、ここまで世界を作ってくれるとブラボーというしかない。「後は自分で想像…

社会起業家関係

借りた本とメモ。増やす予定。SRIとかCSRというか、それは関係なくて、なんというか、親を理解したい試みのひとつ。事例においては特に社会起業を始めたきっかけと背景が気になっていたのだけれど、思ったほど60年安保、70年安保やフランスにおいては5月革命…

DEATHTOPIA 廃墟遊戯

発刊当時から眺めていた写真集。ハンディ版が出ていたのでついに買ってしまった。廃墟遊戯 Handy Edition作者: 小林伸一郎出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2008/01/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 6回この商品を含む…

今週の小説濫読+オモシロ軍事雑学本

舞城王太郎 「阿修羅ガール」「みんな元気。」 読前:初舞城です。さてどうなるやら。 読後:年齢的にダメなのか、なにが悪いのか、正直受け付けない。なにがよいのか全然わからない。汚らしくて下品なのは仕様?わりと単純な起承転結なのだけれど、さっぱり…

小説を濫読したい

会社の部門全体の暇な会議で、前の席に座った女性二人が文庫本を広げ、ミステリについて話しているのを聞いたときに、自分がいまの「小説」や「作家」の世界からすっかりとりのこされているのを、もうだいぶ実感してきてはいたのだけれど、認めた。 というわ…

エレンディラ・舞台化

エレンディラ (ちくま文庫)作者: ガブリエルガルシア=マルケス,鼓直,木村栄一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1988/12/01メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 61回この商品を含むブログ (146件) を見るガブリエル・ガルシア・マルケスの短編小説「無垢なエ…

leave office earlier 定時に帰る仕事術

ハウツー本は心の栄養ドリンクです。特に新しいのをブックオフで100円で買える場合はなおさら。 なんてことはない時間管理の本で、ライフハック系ほどシステム的ではないのだが、この一文が気に入った。 「あなたが銀行員なら、しょっちゅう人に仕事を中断さ…

本田由紀新刊「若者の労働と生活世界」

若者の労働と生活世界―彼らはどんな現実を生きているか作者: 本田由紀出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2007/05メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 207回この商品を含むブログ (41件) を見る某新聞社の打ち合わせ後、直帰できたので本屋をぶらぶら。 若年…

大東京ビンボー生活マニュアル

大東京ビンボー生活マニュアル 上作者: 前川つかさ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11/22メディア: コミック購入: 1人 クリック: 57回この商品を含むブログ (28件) を見る大東京ビンボー生活マニュアル(下) (KCデラックス)作者: 前川つかさ出版社/メー…

今週の貸し出しリスト

「非常識な労働時間 サービス残業自由化ねらう政府・財界」と「デスマーチ」を追加で。 「実践マニュアル コンピュ−タシステム災害復旧の対策 」 谷井成吉 2006年 おおっこんな本があるのか!やった!と思ったけど、これから検討しようとしている会社の人な…

今週の貸し出し本リスト

今回は労働&女性関係が多いですね。あとで感想を書きます。 「女性技術者と男女共同参画社会」 佐野夕美子 2004年 タイトルに反してエッセイでした。著者は京セラのエンジニアで工学ドクター。 「女性ITプロフェッショナルのホンネ会議 男だらけの業界で生き…

ビールの最初の一口(とその他のささやかな楽しみ)

図書館で、タイトルだけで借りた一冊。いや、タイトルだけでぐっとくるでしょう。 食べ物と食べ物を包む生活、食べ物とは関係のないよしなしごとについての軽いエッセイ。フランスの大ベストセラーらしい。 表題作、夜明けにパンを買いに歩く楽しみを描く「…

最近読んだ本の一部

「夏の名残の薔薇」 恩田陸 「Q&A」とも似た、構成重視の作品。決まった型に則って、同じシチュエーションを微妙に異なるように書き重ねるのが面白い。(「ひぐらし」にも似ている)ただし正直終わりまで持っていけていない、ラストも腑に落ちず。挿入される…

エマ

読んでみて、面白かったので一気読み。 基本的に少女漫画なので、絵がきれいだし。 メイドといえば「エロ、グロ、ヲタク」の昨今、読んでいてほっとするよ。 「バジル氏の優雅な生活」を思い出したのも、これもまた「まとも」だからかなと思う。(時代が同じ…

先週の貸し出し図書1

わりとしょうもない本ばかり借りたかも。 平野啓一郎「高瀬川」 CNETの「ウェブ進化論」についての往復書簡(http://blog.japan.cnet.com/kenn/)で著者に関心を持って、とりあえず1冊読んでみることにする。 短編集。実験的な作品を集めているようだけれど…

今週の貸し出し図書リスト

青山にお買い物に行っていたので、閉館20分まえに到着・・・。ほんと、テキトウに選びました。なんかひさびさにゆるめの本ばかり。 武田百合子「富士日記(上)」 武田泰淳夫人、武田百合子氏のエッセイ。日経日曜版の「日記を読む」で以前取り上げられていて気…

今週の貸し出し図書

一週間に読める「真面目に読む本」はどうも2冊が限度らしい。借りすぎの反省を踏まえて今週は軽めに。 今週の関心系は「若年雇用不安(ニート)」で3冊。あとはお遊びで・・・。 キャッチセールス潜入ルポ ついていったらこうなった http://www.amazon.co.jp…